エッセンシャルワーカー

  • 『エッセンシャルワーカー : 社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか』
  • 田中洋子 編著
  • 旬報社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784845118496
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年9月2日取得)

スーパー従業員、保育士、ごみ収集作業員、看護師、介護士、トラックドライバー…社会にとって不可欠な仕事(エッセンシャルワーク)の待遇はなぜこんなにも悪いのか。あまり知られていないそれらの仕事の実態から、なぜ待遇悪化が起きているのか、それが私たちの社会にどう跳ね返ってくるのかをあきらかにする。エッセンシャルワーカーの国際比較を通じて、現状を変えていくためのヒントも提言。 序章 知られていないエッセンシ …

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スーザン・ソンタグ

  • 『スーザン・ソンタグ : 「脆さ」にあらがう思想』
  • 波戸岡景太 著
  • 集英社
  • 2023.10
  • ISBN: 9784087212846
  • 集英社新書 ; 1184
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年9月2日取得)

“反解釈・反写真・反隠喩”で戦争やジェンダーといった多岐にわたる事象を喝破した、批評家スーザン・ソンタグ。あらゆる脆さにあらがう、その「カッコよさ」は、しかし生誕から九〇年を迎え、忘れかけられている。本書は「“キャンプ”についてのノート」で六〇年代アメリカの若きカリスマとなったデビューから、「9・11事件」への発言で強烈なバッシングの対象になった晩年までの生涯とともに、ソンタグという知性がなぜ読者 …

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アイデンティティ研究のための伝記分析

  • 『アイデンティティ研究のための伝記分析 : 生涯発達の質的心理学』
  • 大野久 編著、三好昭子, 茂垣まどか, 赤木真弓 著
  • 福村出版
  • 2023.10
  • ISBN: 9784571230684
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年9月2日取得)

伝記分析を用いた研究論文の成果と方法論を検討するとともに、その理論・分析の手順・教育法等を包括的に紹介する。また、アイデンティティ形成に関する新たな視点も提示。

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生活保護制度の政策決定

  • 『生活保護制度の政策決定 : 「自立支援」に翻弄されるセーフティネット』
  • 三輪佳子 著
  • 日本評論社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784535587830
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年9月2日取得)

2000年以降の生活保護制度激動の20年を、国・自治体の関係や省庁間の折衝、審議会や司法判断を分析し、政策決定を方向付けてきた要因を明らかにする意欲作。

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なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか

  • 『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか : バーンアウト文化を終わらせるためにできること』
  • ジョナサン・マレシック 著、吉嶺英美 訳
  • 青土社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784791775910
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年9月2日取得)

バーンアウト文化への処方箋 「燃え尽き(バーンアウト)症候群」は仕事への不満やストレスを語るときの用語として流通しているが、その意味は正確に理解されておらず、激務の疲労や仕事への絶望に苦しむ労働者の役に立っていない。本書は、大学教授の仕事に燃え尽き、寿司職人やコインパーク管理人として生計を立てていた異色の経歴を持つ著者が、なぜ過酷な仕事に高い理想を持つのかを歴史的・心理学的に分析し、燃え尽きを解決 …

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対話的教育論の探究

  • 『対話的教育論の探究 : 子どもの哲学が描く民主的な社会』
  • 小玉重夫 監修、田中伸, 豊田光世 編
  • 東京大学出版会
  • 2023.9
  • ISBN: 9784130562393
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月31日取得)

「Philosophy for Children(P4C/子どもの哲学)」が掲げる「民主的な社会の実現」は教育とのいかなる調和の下で可能になるのか。特に教育の現場で得られた知見に基づきながら、P4Cが重視する「対話」が教育実践においていかにあるべきかを探る。

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アニメ・マシーン

  • 『アニメ・マシーン : グローバル・メディアとしての日本アニメーション』
  • トーマス・ラマール 著、藤木秀朗 監訳、大﨑晴美 訳
  • 名古屋大学出版会
  • 2013.5
  • ISBN: 9784815807306
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月31日取得)

アニメはどのようにテクノロジーと向き合い、いかなる思考を促すのか。その映像の基盤となる物質的・技術的な原理とは何か。トランスメディアの結節点として、いかなる運動を展開するのか。従来の研究・批評を刷新する画期的なアニメーション論。

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未知なる地球

  • 『未知なる地球 : 無知の歴史18-19世紀』
  • アラン・コルバン [著]、築山和也 訳
  • 藤原書店
  • 2023.9
  • ISBN: 9784865783971
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月31日取得)

「無知」から描き出す、人間の想像力の歴史。 「人間が『何を知らなかったのか』を見極めなければ、過去の人間を知ることなど不可能である」--人間は自らの足元の大地(地球)について何を知らず、どのような世界像を抱いていたのか。18世紀以来の南北両極・氷河・火山・深海など「人間の知の及ばない場所」に焦点を当て、科学・文学・詩を自在に結びつけながら、「知らないこと」の陰画としての人間の想像力の歴史をたど …

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メディア論の冒険者たち

メディア論の冒険者たち
  • 『メディア論の冒険者たち : Twenty-Eight Key Thinkers』
  • 伊藤守 編
  • 東京大学出版会
  • 2023.8
  • ISBN: 9784130502092
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月31日取得)

メディアについての議論百出諸説紛紛。ベンヤミン、マクルーハン、ボードリヤール、エーコ、マクロビー、キットラー、マノヴィッチ、ラマール、ホイ……。彼ら/彼女らがメディアに関して紡いだ思考の核心を浮かび上がらせる。第一線で活躍するメディア研究者が執筆するメディア論を知り学ぶための最強テキスト。 はじめに(伊藤 守) 1 メディア論の目覚め ガブリエル・タルド:モナド論からメディア論へ(伊藤 守) ヴァ …

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共感の共同体

  • 『共感の共同体 : 感情史の世界をひらく』
  • 伊東剛史, 森田直子 編
  • 平凡社
  • 2023.10
  • ISBN: 9784582839371
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月31日取得)

21世紀初頭から注目を集め、日本でも話題となっている感情史。日本での感情史研究の最前線を走る研究者らによる、「共感」をテーマとした研究実践の第一歩となる論集。

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近代日本新聞史

近代日本新聞史 近代新聞の誕生から敗戦占領下での再生まで
  • 『近代日本新聞史 : 近代新聞の誕生から敗戦占領下での再生まで』
  • 伊藤正徳 著
  • 書肆心水
  • 2023.9
  • ISBN: 9784910213422
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月28日取得)

歴史の中の新聞。歴史を作る新聞。新聞の必要性、存在意義はどこにあるかー歴史が問う。言論(主張)と報道(事実)と国の進路。近代化と民主化の中で新聞と記者はいかに輝き、資本主義の進展と戦争の中でいかに死んだか。新聞界の重鎮として要職を歴任した著者によるリアルな記録。

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AI時代に言語学の存在の意味はあるのか?

  • 『AI時代に言語学の存在の意味はあるのか? : 認知文法の思考法』
  • 町田章 著
  • ひつじ書房
  • 2023.9
  • ISBN: 9784823412073
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月28日取得)

近年のAIの発達により、言語学も変革を迫られている。これまで不可能だったことがAIによって着実に実現されていく。言語学の課題はAIによってすべて解決されてしまうのだろうか。本書は、長年ラネカーの認知文法理論の研究を行ってきた著者が、言語理論を繙きながらディープラーニング以降の理論言語学および語学教育の在り方について提言を行う。AI研究と言語研究の共進化を目指して。ウェブマガジンでの連載に大幅な加筆 …

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